はじめに |
プログラム初心者がアンドロイドアプリを公開するまでの道のりを記せたらと思います。 まず、そもそもandroidとは何でしょうか?調べてみました。 androidとは2007年11月にGoogle社が発表した、スマートフォン用のOSのこと。パソコンでいうとWindowsのようなものです。また、iphoneと違い、オープンソース(ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行える)なので今や、世界のAndroidのシェアは74.4%にまで伸びています。(5月14日、2013年Q1(1月~3月)におけるスマートフォンの世界販売台数の調査) タブレット市場でも、米ABI Research社の調査では、まもなくAndroid端末がiPadを追い抜くと見込まれています。(2013年5月30日発表) 日本ではどうかというと、マーケティングリサーチ会社・カンター・ジャパンが行った調査によると、日本における2013年1月から3月のスマートフォン販売シェアはiPhone(49.2%)、アンドロイド携帯(45.8%)という結果に。日本でもその差はわずかとになってきています。つまり、今後も市場の拡大が期待されるすばらしいプラットフォーム(OS等ソフトウェアが動作するための土台(基盤)として機能する部分のこと)なのです。 大体こんな感じでした。なんだか勢いがありそうです^^ しかし、実際にアプリを開発するのには何が必要なのでしょうか。お金はかかるのでしょうか? 調べてみました。 android と iphone 開発環境の比較iphone・Mac PC (Intel CPU搭載のもの)(OS X 10.6以上) ・Xcode(開発ソフト) ・iOS Developer Programへの登録費、年会費8400円(レートにより変動) ・開発言語 Objective-CというC言語をもとにしたプログラム言語のみ ・開発費用等 開発に必要なソフトウェアはすべて無料で、Xcodeという開発ツールにすべて入っています。(2013年4月現在) アプリをAPPストアに公開したり、テスト用に実機にインストールする場合にもiOS Developer Programへの登録が必要になるため、年会費8400円が必要 開発だけならwindowsでも可能ですが、開発環境を整えるのがかなりややこしいのと、iOS Developer Programへの登録にMac本体の情報が必要になるため、結局Mac本体が必要。Mac本体の購入で安くて5、6万くらい。 android・PC(windows) ・JDK6(Java Development Kit)」 ・eclipse(開発ソフト) ・Android SDK(ソフトウエア開発キット) ・Android SDKのプラグインソフト ADT(Android Developer Tools) ・開発言語 主にJAVAというプログラム言語とHTMLというホームページ用のプログラム言語を使用します。C言語での開発も可能ですが、かなり上級者向けだと思います。 ・開発費用等 必要なソフトウェアはすべて無料ですが、アプリをGoogle Playで公開する際に初回 25$ が必要になります。 私自身はずっとiphoneユーザーですが、もっているPCがwindowsなのと、開発費用の安さと将来性を見込んで、まずはandroidアプリの開発を目指すことにしました。 では、アプリを開発するためには、具体的にどうすればいいのか? androidアプリの開発方法として、eclipse(エクリプスと読みます)という開発ツールを使用するのが一般的みたいなのでとりあえずさわってみることにしました。 →開発ツールをさわってみる |